留置施設で被告4人かっけ 弁当のビタミン不足が原因
留置施設で被告4人かっけ 弁当のビタミン不足が原因
埼玉県警川口署の留置施設で8~9月、20~30代の男性被告計4人が歩行困難などの体調不良を訴え、いずれも10月にビタミン欠乏症「かっけ」と診断されていたことが7日、県警への取材で分かった。提供していた弁当が原因とみられ、県警留置管理課は「弁当業者への指導を徹底し、被留置者の体調管理に努める」としている。 県警によると、この留置施設には同県越谷市の業者が1日3食の弁当を提供。1日当たりの栄養素を詳しく調べたところ、ビタミンB1の含有量が少なく、成人男性の摂取目安量の3分の1ほどしかない場合もあった。 4人の命に別条はなく、ビタミン剤を服用するなどして快方に向かっているという。
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