新時代へ響いた奉祝曲!嵐が感動唱4分52秒、皇后さま涙
新時代へ響いた奉祝曲!嵐が感動唱4分52秒、皇后さま涙
嵐のメンバーが奉祝曲を心を込めて歌い上げた=9日午後、東京都千代田区(代表撮影)【拡大】 天皇陛下のご即位を祝う「国民祭典」が9日、東京都千代田区の皇居前広場などで催され、天皇、皇后両陛下が臨席された。安倍晋三首相(65)らが出席した「祝賀式典」では人気グループ、嵐がオーケストラをバックに奉祝曲組曲「Ray of Water」の第三楽章「Journey to Harmony」を熱唱。皇后さまは感極まった表情で涙をぬぐわれた。この日は「奉祝まつり」も行われ、合わせて約6万人が集まった。 お言葉で「多くの方々から寄せられる気持ちを、うれしく思いながら過ごしています」と述べられた天皇陛下。来年末で惜しまれつつ活動を休止する国民的アイドルグループ、嵐が新時代の幕開けとなる希望のハーモニーを響かせ祝福した。 日中は穏やかな秋晴れが広がった皇居周辺。「国民祭典」は超党派の議員連盟や財界などでつくる「天皇陛下御即位奉祝委員会」の主催で、第1部「奉祝まつり」の後、第2部「祝賀式典」は午後5時10分頃にスタートした。 両陛下は同6時10分頃、正門石橋にお出ましに。美しい月が輝く同28分頃、嵐が近くの特設舞台にえんび服姿で登場し、約3万人が見つめる中、深々と一礼した。 奉祝曲組曲「Ray of Water」は「水に差し込むまばゆい光」を意味する三部構成の組曲。陛下のご研究分野である「水」をテーマに制作された。 作詞はNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」「ひよっこ」などの脚本家、岡田惠和(よしかず)氏(60)。作曲は仙台市出身で東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」などで知られる作曲家、菅野よう子氏(56)が務め、壮大なスケール感が魅力の約13分に及ぶ大作だ。 第二楽章「虹の子ども」では盲目のピアニスト、辻井伸行氏(31)が繊細な演奏で魅了。続いて嵐が歌う第三楽章「Journey to Harmony」は「調和への旅」を意味するバラードで、メンバー5人がそれぞれソロパートを担当。最後のサビでは「大丈夫 水は 流れている 大丈夫 海は 光っている」などと心を込めて合唱した。 約4分52秒の熱唱に、皇后さまは涙をぬぐわれた。歌唱後、両陛下は嵐に拍手を送られていた。陛下はお言葉で「今日は寒い中にもかかわらず、このように大勢のみなさんが集まり、即位のお祝いをいただくことに、深く感謝いたします」と述べられた。 大役を終えた嵐はこの日、専用ジェット機で海外へ。11日までにインドネシア、シンガポール、タイ、台湾を回り、海外プロモーションを展開する。来年5月15、16日には全アーティストを通じて初めて東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場で公演を開催するなど、エンターテインメントを通じ、国内外で平和の尊さを発信していく。
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