米国人IS要員緩衝地帯に トルコ追放、ギリシャ拒否
米国人IS要員緩衝地帯に トルコ追放、ギリシャ拒否
トルコ内務省が送還を完了したとした過激派組織「イスラム国」(IS)の米国人戦闘員が、ギリシャに身柄を送られ、受け入れを拒否されたために、トルコとの緩衝地帯に取り残されたことが11日、複数のトルコメディアやAP通信の報道で分かった。 ギリシャに送られた理由は不明。米国はコメントしていないが、引き取りを拒否した可能性もある。これに先立ちアナトリア通信は11日、トルコ内務省報道官の話として、米国人戦闘員の送還が完了したと報じていた。 トルコは11日から、拘束するISメンバーの出身国への送還を開始。DPA通信によると、11日にトルコから送還されたデンマーク人はデンマーク到着後、逮捕された。トルコ内務省は他に、ドイツ人やフランス人など20人以上を送還する方針を示している。 トルコは約1150人のISメンバーを拘束中で、外国人も多数含まれるとされる。ソイル内相は、トルコはISメンバーの「ホテルでない」と述べ、欧州諸国が身柄の引き取りを拒んでいると批判していた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 米国人IS要員緩衝地帯に トルコ追放、ギリシャ拒否