ゴール下敷き死、市を提訴 小4男児遺族側は管理の不備主張
ゴール下敷き死、市を提訴 小4男児遺族側は管理の不備主張
福岡県大川市立川口小学校で2017年、4年梅崎晴翔君=当時(10)=が倒れた小型ゴールの下敷きになり死亡した事故で、遺族が13日、安全管理を怠ったとして市に約4300万円の損害賠償を求め、福岡地裁柳川支部に提訴した。 遺族側は、学校がゴールポストを固定せず、月1回実施することになっていた安全点検も16年11月以降行っていなかったとして、管理に問題があったと主張。事故後の市の調査も、なぜ点検されなかったかなどが明らかでなく不十分だと指摘している。 事故は17年1月13日、サッカーの授業中、梅崎君がゴール上部のネットにぶら下がり落下した直後、倒れたゴールに背中を挟まれ死亡した。県警は昨年12月、業務上過失致死容疑で当時の校長ら6人を書類送検した。 市教育委員会は「訴状が届いていないのでコメントできない」とした。
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