香港きょう初の全校休校 名門大では衝突、60人負傷

香港きょう初の全校休校 名門大では衝突、60人負傷
 香港では13日も交通妨害の抗議活動が続き、香港政府は同日、デモ隊による破壊活動や交通への重大な影響を理由に、香港全域の小中学校や幼稚園などを14日は休校とすると発表した。政府の教育局によると、抗議活動が本格的に始まった6月以降、全校休校は初めて。 一方、香港メディアによると、香港の名門大学、香港中文大のキャンパスで学生らと警官隊の間で12日起きた衝突では、少なくとも60人の負傷者が出た。身の危険を感じた中国大陸からの留学生は避難を開始、道路が封鎖状態のため警察が近くの海岸に船を派遣し、安全な場所まで運んだ。 香港全域の活動まひを狙いとした交通妨害は11日に始まったが、林鄭月娥行政長官は12日の記者会見で「香港が活動を停止すれば、デモ隊の策略にはまることになる」と述べ、屈服しない姿勢を表明した。これに対し、教育関係団体から、混乱の中、全校休校を政府が決定しないことに批判が出ていた。 香港メディアによると、香港中文大での12日の衝突では、学生らデモ隊が火炎瓶200本以上を投げ、警官隊も千発以上の催涙弾などで応酬し、学長まで催涙ガスを浴びた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 香港きょう初の全校休校 名門大では衝突、60人負傷