森田健作知事、選挙費5000万円の使途不明「法令に従ってやっている」
森田健作知事、選挙費5000万円の使途不明「法令に従ってやっている」
千葉県の森田健作知事が出馬した過去4回の知事選で、余った計約5000万円の選挙運動費が使途不明となっていることが14日、分かった。森田氏は同日の記者会見で「自分の政治活動に使った。法令に従ってやっている」と述べ問題がないとしたが、有識者からは「裏金との疑惑を持たれかねない」と説明責任を問う声も上がっている。 森田氏は2005年に知事選に初出馬し落選。09年に初当選した後、13年、17年と当選し現在3期目。選挙運動の収支報告書などによると、05年に3091万円、09年428万円、13年373万円、17年1084万円の剰余金があったが、その後の使途は明らかにされていなかった。 森田氏は会見で、剰余金額について、報告書に記載する必要のない支出が一部あり「実際には5000万円も残っていない可能性がある」とした上で「有識者に会ったり、宿泊費や交通費に使ったりと多岐にわたる政治活動に使った」と説明した。
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