ドローン規制法で初摘発 基地上空を飛行、容疑で介護職員を書類送検
ドローン規制法で初摘発 基地上空を飛行、容疑で介護職員を書類送検
広島県警は19日、海上自衛隊呉地方総監部(広島県呉市)の上空で小型無人機ドローンを飛ばしたとして、ドローン規制法違反の疑いで、同県熊野町の介護職員の男性(50)を書類送検した。県警によると、同法による摘発は全国初。 2016年に成立したドローン規制法は、首相官邸や皇居などの施設とその周辺の上空飛行を禁止。今年5月の改正で、自衛隊や米軍施設が対象に加わった。 書類送検容疑は、9月21日午後4時35分ごろ、呉地方総監部の上空でドローンを飛行させた疑い。 県警によると、男性は総監部に隣接する公園でドローンを操作していた。総監部の職員が敷地内に落下したドローンを見つけ、呉署に通報した。男性は「操作の練習をしていた」と話している。
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