日産ゴーン前会長と妻、面談へ 東京地裁が認める決定
日産ゴーン前会長と妻、面談へ 東京地裁が認める決定
金融商品取引法違反と会社法違反の罪で起訴された前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)について、東京地裁が、妻のキャロルさんとビデオ会議システムによる面談を認める決定をしたことが21日、関係者への取材で分かった。2人は近く、会話を交わすことになるとみられる。ゴーン被告は保釈される際の条件として、キャロルさんとの接触を禁止されていた。 関係者によると、地裁は弁護団の請求に基づき、ビデオ会議システムを使って、ゴーン被告とキャロルさんが最大1時間面談することを認める決定をしたという。 弁護団は、ゴーン被告が4月25日に保釈された後、複数回にわたり、弁護士が立ち会うなどの条件でキャロルさんとの面会を許可するよう求めたが、これまで地裁などに退けられていた。 弁護団は10月、検察と弁護側の公判での主張が出そろったことを受け、キャロルさんとの接触を禁じた保釈条件の撤回を改めて求める方針を明らかにしていた。
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