ビットコイン代理店が破産 ビットマスター、債権者2万2000人超
ビットコイン代理店が破産 ビットマスター、債権者2万2000人超
暗号資産(仮想通貨)の代表格「ビットコイン」の販売代理店を名乗る「ビットマスター」(鹿児島市)が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが26日、分かった。22日付。東京商工リサーチによると、負債総額は約109億4400万円で債権者は2万2369人。 破産管財人の弁護士によると、ビットマスターはビットコインの流通拡大を目指して全国でセミナーを開催。小売店などにビットコインの現金自動預払機(ATM)を設置する営業会員を集めていたという。知り合いの紹介などで新たに会員を増やすと、報酬をビットコインで払う仕組みだったとしている。 ビットコイン相場が上昇したことで、会員と契約した額の報酬支払いが不可能になったと説明。弁護士は「債権者への返済、配当の可否は現時点で不明」としている。
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