「水戸黄門」悪代官役の山本昌平さん死去　「太陽にほえろ！」などにも出演

山本昌平さん【拡大】 　ＴＢＳ系「水戸黄門」の悪代官役など悪役で知られる俳優、山本昌平さんが１０月３０日に肺炎のため東京都内の病院で死去していたことが２８日、分かった。８２歳だった。所属事務所が発表した。　今月２日に家族葬を執り行い、来年１月１８日に都内でお別れ会を行う。　所属事務所によると、山本さんは７、８年前に軽い脳梗塞を患ったのを機に仕事を控えて静養に努めていた。昨夏からは入退院を繰り返し、今年１０月２２日にも体調不良を訴えて入院したが、４日ほどで回復。医師から退院許可も出ていたが、２７日昼から２８日にかけて４０度近い高熱が出るなど急変。帰らぬ人となった。　山本さんは、１９５７年に劇団七曜会の研究生として俳優業をスタート。８３年には悪役商会のメンバーとなり、映画「南京の真実」、テレビドラマ「太陽にほえろ！」「暴れん坊将軍」など多数出演した。