倉持明日香、プライベートに関する発言せず

　セ、パ両リーグで最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手を表彰する「スカパー！　ドラマチック・サヨナラ賞年間大賞」の表彰式が２９日、東京・文京区の東京ドームホテルで開かれ、セは阪神・高山俊外野手（２６）、パはロッテ・鈴木大地内野手（３０）が受賞。トロフィーと賞金２００万円が贈られた。　高山は５月２９日の巨人戦（甲子園）で、４－４の延長十二回１死満塁から右翼席へプロ野球史上１７本目となる代打サヨナラ満塁本塁打。「どんな時も最後まで応援してくれる阪神ファンの気持ちが乗り移ったかな」と振り返った。　鈴木は６月１６日の中日戦（ＺＯＺＯマリン）で、６－７の九回２死満塁から右前へ逆転サヨナラ適時打。５点を追う九回の先頭で２打席連続のソロを放ち、この回２度目の打席でバットを折りながらも劇的な一打をマークした。「２本目（の本塁打）を打った後、不思議ともう一度回ってきそうだなと思った。（サヨナラの場面で）打席に立てたことが幸せ」。今オフにフリーエージェント権を行使して、楽天への移籍が決まった。「今までにないオフを過ごしている。（ロッテでの８年間と）同じ思いでやっていきたい」と新天地での活躍を誓った。　トークショーには鈴木にとって神奈川・桐蔭学園高の先輩で、高山と同じ千葉県出身の高橋由伸・前巨人監督がゲストで登場。「鈴木君には巨人戦でよく打たれたイメージがある。高山君はまだ実力の半分くらいしか出せていない」と評した。　表彰式の司会は「スカパー！　プロ野球・ＰＲアンバサダー」で、ラグビー日本代表、稲垣啓太（２９）＝パナソニック＝との交際が明らかになった元ＡＫＢ４８のタレント、倉持明日香（３０）が男性アナウンサーとともに務め、自身のプライベートに関する発言はなかった。