中国、中曽根氏死去に哀悼の意「中日関係発展に貢献」
中国、中曽根氏死去に哀悼の意「中日関係発展に貢献」
若手研究者らの活躍をたたえる賞の授賞式であいさつする中曽根康弘元首相=2018年7月、東京都内のホテル【拡大】 中国外務省の耿爽副報道局長は29日の記者会見で、同日死去した中曽根康弘元首相について「中日関係の発展を推し進めるため重要な貢献をした」と述べ、哀悼の意を表明した。 中曽根氏は首相在任中、中国共産党の故胡耀邦元総書記と親密な関係を築いたことで知られる。耿氏は「先見性を持ったベテランの政治家だった」と強調。「生前は中国との友好交流、実務協力に熱心だった」と惜しんだ。 中国のインターネットメディアは、中曽根氏が中国と連携する政策を主張し、首相在任中は中国に対する援助が多かったと指摘。「両国関係は極めて緊密だった。中日関係が高速発展の時期に入り、両国の政府、学術、民間交流はピークに達した」と紹介した。 一方、中曽根氏は首相在任中に靖国神社を参拝し、日中両国がいまだに解決できない問題を起こしたとも伝えた。(共同)
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