自民・稲田氏、政治資金で反則金 秘書が駐車違反、訂正へ
自民・稲田氏、政治資金で反則金 秘書が駐車違反、訂正へ
自民党の稲田朋美幹事長代行が代表を務める資金管理団体「ともみ組」が、秘書の交通反則金1万5000円を政治資金で支出していたことが、29日総務省が公表した2018年分政治資金収支報告書で分かった。 稲田氏の事務所は共同通信の取材に「道義上不適切な支出だった」と回答し、収支報告書を近日中に訂正する方向だとした。昨年、東京都内で秘書が業務中に駐車違反をし、警視庁に違反金を納付した。事務所の担当者は「業務中だったので政治資金から支出可能と判断した」と説明した。 収支報告書によると、昨年10月11日に「交通反則金」として支出に計上した。総務省は、交通反則金を政治資金で支出することは、直ちには政治資金規正法違反にならないとしている。 ただ、企業会計などに詳しい後藤亜由夢弁護士は「政治資金は公益のために使用されることが前提で、違反金を政治活動費から支出するのは、法の趣旨になじまない」と指摘した。
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