【ヒューマン】1・28、渋谷に“ロックな江口”現る

【ヒューマン】1・28、渋谷に“ロックな江口”現る
東京五輪イヤーをライブでスタートさせる江口。俳優、シンガー・ソングライターなど多岐にわたる表現方法で魅了する=東京・虎ノ門【拡大】  東京五輪イヤーの2020年、俳優の江口洋介(51)はシンガー・ソングライターとして始動する。来年1月28日、東京・渋谷のTSUTAYA O-WESTで単独ライブを開催するとサンケイスポーツに明かした。1994年のヒット曲「愛は愛で」などで知られるが、98年以降は俳優業に専念。3年前にライブ活動を再開させた。今回は自身の歌声を生かすアコースティックな曲調に挑戦し、「技術革新が進む社会でアナログならではの温かさを伝えたい」と約束した。(ペン・山内倫貴、カメラ・斎藤浩一) 黒の革ジャンをさっそうと着こなし、ロックな雰囲気で取材に応じた江口。約2カ月後に新春ライブを控え、「リハーサルのほかに、渋谷でやるんだという意識を高めるために街を散策しています」とはにかんだ。 1988年に歌手デビューし、初ライブは老舗ライブハウスのShibuya eggmanで行った。渋谷は音楽活動の原点で、「昔は道玄坂やセンター街を歩いたり。ファッションは(紺のブレザーなどを着こなす)渋カジがはやって、俺も長髪にしていましたね」と懐かしんだ。 今回のライブについて「寒い時期だし、お客さんが少しでも温かくなるような熱い歌声を届けたい」と気合十分。「大好きな陽気で激しいロックもやりますが、ピアノを使ったミディアム系バラードなど、自分の声を生かすアコースティックなサウンドにも挑戦したい」と明かした。 90年代はシンガー・ソングライターとして活躍し、「愛は愛で」「恋をした夜は」などがヒット。一方で93年のフジテレビ系「ひとつ屋根の下」などで注目を集め、「まずは役者でメシを食えるようになりたい」と決意。98年にアルバム「Free Life」を発表後は俳優業にシフトし、名作「白い巨塔」や「救命病棟24時」などに出演してきた。 【続きを読む】
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