独メルケル首相、12月アウシュビッツ訪問へ

独メルケル首相、12月アウシュビッツ訪問へ
 ドイツ政府は29日、メルケル首相が12月6日に第2次大戦中のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の舞台となったポーランドのアウシュビッツ強制収容所跡を訪れ、犠牲者を追悼すると発表した。アウシュビッツは来年1月、ソ連軍による解放から75年の節目を迎える。 在任中にアウシュビッツを訪問するドイツ(西ドイツを含む)首相としてはシュミット氏らに続き3人目で、加害国としての反省を表明する方針。収容所跡地の維持、管理などを資金面で支えるポーランドの財団が発足10年を迎えるのを機に、今回の訪問が決まった。 アウシュビッツはナチスが占領下のポーランドに建設し、約110万人が殺害された。犠牲者のうちユダヤ人が9割を占め「アンネの日記」の作者アンネ・フランクも収容されていた。(共同)
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