サルが露天風呂でくつろぐ 函館・湯の川温泉街
サルが露天風呂でくつろぐ 函館・湯の川温泉街
北海道函館市の湯の川温泉街にある市熱帯植物園で、露天風呂に漬かって体を温め、心地よさそうに目を細めるニホンザル=1日【拡大】 北海道函館市の湯の川温泉街にある市熱帯植物園で1日、ニホンザルが露天風呂に漬かる人気イベント「サル山温泉」が始まった。74頭のサルが代わる代わる湯船でくつろぐ姿に、来園客は「かわいい」と見入った。来年5月6日まで。 雨の中、湯船の縁に手を伸ばして心地よさそうに目を細めたり、互いに身を寄せ毛繕いしたりする姿も。東京都府中市から来たアルバイト村越真紀子さん(56)は「人間のようで愛らしいですね」とほほ笑んだ。 同園によると、サル山は1971年に神戸市から20頭のニホンザルを連れてきたのが始まり。飼育員が毎年、北海道の冬の寒さに配慮し、園内で湧き出す温泉を利用して露天風呂を用意。サルは湯加減にうるさく、40度前後でないと入らないため63度の源泉に水を足して調整しているという。
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