ノーベル文学賞の選考委、外部委員2人が辞任
ノーベル文学賞の選考委、外部委員2人が辞任
ノーベル文学賞の選考主体であるスウェーデン・アカデミーの同賞選考委員会の外部委員2人が辞任したことが2日分かった。地元メディアによると、そのうち1人は、旧ユーゴスラビア紛争を巡る発言で物議を醸してきたオーストリアの作家であるペーター・ハントケ氏への今年の同賞授賞に不満があるとしている。 ロイター通信が報じた。ハントケ氏は旧ユーゴ紛争最大の戦犯とされたセルビア人の故ミロシェビッチ元大統領を擁護するなどし、激しい批判を受けてきた。 辞任したもう1人の委員は、メンバーの夫による性的暴行事件を巡るスキャンダルに見舞われたアカデミーの改革に時間がかかりすぎていると説明した。 ノーベル文学賞の選考委員会は、アカデミー会員4人と外部委員5人の計9人で構成される。(共同)
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