織田作之助賞に窪美澄さんの小説「トリニティ」
織田作之助賞に窪美澄さんの小説「トリニティ」
新鋭・気鋭の作家の小説を対象にした第36回織田作之助賞(同賞実行委員会主催)は3日、窪美澄さん(54)の「トリニティ」(新潮社)に決まった。賞金は100万円。 雑誌が大きな存在感を放っていた1960年代に出版社で出会った3人の女性の半生を描いた長編。大阪市内で開かれた記者会見で、選考委員の作家高村薫さんは「生身の女性の生活感覚や人生感覚が非常によく書かれている。確かな人間観察に現代史の視点がプラスされて、窪さんが新しいステージに立った作品」と評価した。 贈呈式は来年3月2日、大阪市中央区の綿業会館で開かれる。
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