独、ロシア外交官追放 ジョージア人射殺事件に情報機関関与か
独、ロシア外交官追放 ジョージア人射殺事件に情報機関関与か
ドイツ外務省は4日、同国駐在のロシア外交官2人の追放を決めたと発表した。ドイツの首都ベルリンでは8月、ジョージア(グルジア)人男性が白昼射殺される事件が発生。ロシア人の男が逮捕され、同国情報機関が関与した可能性が浮上した。ドイツメディアによると、追放が決まった外交官2人はロシア軍参謀本部情報総局(GRU)関係者という。 ドイツはロシア大使館に捜査協力を求めたが反応はなく、今回の決定に踏み切った。 ドイツ捜査当局も4日、殺人がロシアなどの当局の指示で行われたと考え得る「十分な根拠がある」とコメントした。 報道によると、ロシア人の男は8月23日、ベルリン中心部の公園でジョージア人男性を射殺し、逮捕された。男性は過去にロシア南部チェチェン共和国で、独立派武装勢力の一員としてロシア軍と戦ったという。(共同)
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