環境省の売店、レジ袋廃止 プラごみ削減、6日から
環境省の売店、レジ袋廃止 プラごみ削減、6日から
小泉進次郎環境相は6日の記者会見で、環境省と厚生労働省が入る東京・霞が関の中央合同庁舎5号館にある全ての売店で、プラスチック製のレジ袋配布を同日からやめると発表した。プラごみ削減の一環として、マイバッグの利用を促す。 政府は来年7月から全ての小売店にレジ袋有料化を義務付ける方針。環境行政の旗振り役としてこの動きを先取りし、有料化より厳しい配布停止に踏み切った。 小泉氏は「政府が率先垂範する。他省庁にも働き掛けたい」と強調。防衛省の庁舎でも、来年1月から配布をやめると明らかにした。 小泉氏が発案し、コンビニや書店、ドラッグストアのほか食堂や弁当販売店でも持ち帰り用の袋を配らない。環境省によると年間86万枚の削減効果が見込まれるという。 環境、厚労両省の職員には以前からマイバッグ持参を呼び掛けており、環境省の担当者は「利用者のほとんどは職員。職場が近く、袋が無くても困らないだろう」と話している。
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