あおり運転一発免許取り消しに 道交法改正厳罰化へ…来年成立目指す
あおり運転一発免許取り消しに 道交法改正厳罰化へ…来年成立目指す
警察庁は6日、道交法の条文を改正してあおり運転を定義し、新たに罰則を創設する方針を固めた。違反1回で15点以上として即免許取り消しの対象とし、再取得までの欠格期間は1年以上、罰則は2、3年程度の懲役刑も想定している。悪質なドライバーが死傷事故を起こす前に厳正に処罰して、あおり運転の抑止につなげる考えだ。 警察庁は同日開かれた自民党の交通安全対策特別委員会で報告した。来年3月中に閣議決定した後、通常国会に関連法案を提出する予定。 警察庁によると、車間距離保持義務、急ブレーキの禁止、進路変更の禁止など既存の違反について「通行の妨害目的で交通の危険を生じさせる恐れ」を引き起こした場合を条文化しあおり運転として定義。高速道路上で他車を停止させるなど著しい危険を生じさせた場合についても盛り込む。 違反点数は15点以上で即免許取り消しの対象、欠格期間は1年以上で、罰則は刑法の暴行罪の「2年以下の懲役または30万円以下の罰金」や強要罪の「3年以下の懲役」を軸に検討を進める。現行の道交法では、15点を超える即免許取り消し対象は酒酔いや無免許、共同危険行為などとしている。
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