沢尻被告所持のMDMA、クラブ参加者の8%が使用 専門家調査
沢尻被告所持のMDMA、クラブ参加者の8%が使用 専門家調査
仏の顔があしらわれた合成麻薬MDMAの錠剤(香川県警提供)【拡大】 女優沢尻エリカ被告(33)=麻薬取締法違反罪で起訴=が所持したとされる合成麻薬MDMA。「パーティードラッグ」と呼ばれ、専門家の調査では、クラブイベント参加者の8パーセントが使用経験があると回答した。専門家は「一般住民への調査と比べ経験率は非常に高く、一部のクラブ利用者の間で使用が広がっている可能性がある」と指摘している。 国立精神・神経医療研究センター(東京)の嶋根卓也研究室長によると、MDMAは1980年代後半、欧米の若者を中心に広まった。興奮や幻聴作用があり、テクノミュージックなどの電子音楽を大音量で流して踊るイベントで使われるようになったという。 嶋根室長らは2010~11年、都内で開かれたクラブイベント4回の参加者に匿名アンケートを実施。 その結果、回答者計300人のうち、男女24人(8パーセント)がMDMAの使用を告白した。30代が14人と最多で、20代が9人と続いた。「音がよく聞こえてテンションが上がる」。ほとんどの人が気分の高揚などがあったと答える一方、半数は急性中毒を経験していた。
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