「ムンロ王子の占館」タロット占いの不思議な世界/連載第2回
「ムンロ王子の占館」タロット占いの不思議な世界/連載第2回
令和元年11月11日、「1並びの日」にsanspo.comの新サービスとしてスタートしたタロット占い「ムンロ王子の占館(やかた)」。タロット占い師、ムンロ王子にとって初のオンライン鑑定が「なぜか当たる」と、早くも大反響を呼んでいる。東大法学部卒という華麗な経歴を持ちながら、タロット占い師に転身したムンロ王子に聞いてみた。「タロット占いとは何なのか?」「なぜ、東大を出て占い師になったのか?」「おネェキャラの理由は?」…。東京五輪という一大イベントが開催される2020年を直前に控えた師走のスペシャルコンテンツとして、ムンロ王子のインタビューを5回にわたり連載する。 ■第2回 タロット占いの不思議な世界 オンラインでのタロット占いが人気のムンロ王子(写真提供・京王プラザホテル) ―1並びの日のスタートから1カ月。相変わらず反響はすごいです 「ワタシも大変よ~。いろいろなところから毎日サンスポコムの占いをやっているけど、どうしてそんなに当たるんだ? とうれしい反応をいただいて」 ―自慢話はそれくらいで。連載1回目の最後にお伝えしましたけど、今回はそもそもタロットって何? インチキじゃないのかとか、その辺を聞こうかと思っています 「ズバッと来るわねえ。結論から先に言うとたかが占いではありません! すごく奥が深いんだから」 ―タロット占いがどういうものか知らない方も多いので、やさしく、できれば簡潔にお願いします 「タロット占いとはタロットカードを使って占うもの。実は78枚あって、今回サンスポコムさんでやっている22枚の大アルカナと呼ばれるカードのほかに56枚の小アルカナと呼ばれるカードもあって、その組み合わせでできている。大アルカナをもっと細分化して別のアプローチをしていくのが小アルカナと思っていただければ」 ―歴史は 「タロットの起源はピタゴラスの数秘術とアリストテレスの4大元素。実は2500年の西洋哲学の歴史があるのね。今の原型のような形になったのは18世紀から19世紀のイギリスと言われているわ。アーサー・エドワード・ウェイトさんが体系化したと…。現存で最も古いタロットカードは15世紀の後半にイタリアで制作された。最初はゲームのためのツールだったんだけど、そこからフランス、ドイツといったヨーロッパ各地に広まっていったの」 ―今のようにポピュラーになったのは 「1960年~70年代に007の映画で爆発的に世界に広まった。そこまでにタロットの歴史は、4つの時代区分の変遷といわれているけど、ウェイトさんの影響が最も大きいんじゃないかな」 ―このままだと歴史の話で長くなりそうなので次のテーマ、「タロットカードの意味」を 「大アルカナの22枚は占星術、小アルカナの56枚は数秘術と4大元素が根底にあるの」 ―小アルカナ56枚、数秘術の説明をお願いします 「1~10の数札と王様(K)、女王(Q)、騎士(ナイト=K)、小姓(ペイジ=P)で14枚。それと4スートと呼ばれる棒、カップ、剣、金貨をかけると?」 ―14×4は56、これが56枚の理屈? 「よくできました。もっと言うと、棒はクローバー、カップはハート、剣がスペードで金貨がダイヤ、これとジャックでトランプが形成されているわけなんだけどね」 ―大アルカナの22枚は 「12星座+10の惑星、つまり水(星)金、地がなくて火木土と天王星の天、海王星の海、冥王星の冥に太陽と月で10個。天文学ね。これらのそれぞれの意味をカードにあてはめたというか、時代を経て割り当てたのがタロット。実は今回の(占いの)システムをつくるにあたり、10年間ムンロがしたためてきた世紀の大発見を組み込んだ! と思ったら先人たちがこれらの(裏側の)組み合わせをやっていてそうじゃなかったのよ…」 ―それは残念でした。でもスケールとしては大きいです 「よくタロットは非科学的という人がいるけど大間違い。紀元前500年のアリストテレスの時代の哲学とか、ピタゴラスの数秘術、占星術まで、しつこいようだけど2500年の歴史が詰まったものなのよ。ワタシに言わせると非科学的という人の方が非科学的」 オンラインでのタロット占いが人気のムンロ王子(写真提供・京王プラザホテル) ―さて、そんな感じで理屈としてはすごいタロット占い。今回のムンロ王子のは本当に当たるのか、インチキじゃないのか 「なぜ当たるのか。ワタシなりの理屈はあるのよ」 ―伺いましょう 「ムンロが裏側で仕掛けを作って、それを不特定多数に送って念じているから」 ―余計にインチキっぽくなりましたけど 「これまで1万人以上を鑑定してきているでしょ? ワタシの中で膨大なサンプリングがある」 ―それは認めます 「まずは22枚のカードの裏側にさっき言った12星座と10惑星を割り当てた。たとえば愚者のカードを引く人はこういう人…それを1万以上の実例というかサンプルをもとにカードに念じる。なぜ引くかではなくて、引く側から考えてもらえば、経験値にもとづいてそのカードを引く仕掛けが裏でできているから、結果的に当たっているかも、になるのよ」 ―要はたまたまそのカードを引いた、ではなく、そういう人がそのカードを引くようになっている、と 「そう。1万人のサンプルがあれば、10万人も100万人も同じこと。連載の1回目で話をしたゴタゴタに巻き込まれている人は、ゴタゴタのカードを引く仕掛けになっているってことね」 ―もう少しわかりやすい実例ってありませんか 「賭け事がヘタな人って、よく引きが悪いっていうでしょ? そうではなくて引きの読みが悪いだけ」 ―引きの読み? 「パチンコでいえば、当たらないとき=ダメなときにやらない人がパチンコのうまい人。その日の運があるのだから、まずい日は本来逃げて大負けしなくてよかった~となるべきなのに、やっちゃいけない時に頑張って動いちゃう」 ―いますね、よく 「確率論で毎回勝てるわけがないのだから、負けの落差を少なくすること。それが引き=読みのうまい人。賭け事には、きょうはやめなよという人がいないから、その部分をムンロ王子のタロットに任せてほしいわけ」 ―そうきましたか 「まずは一日が始まるときに、いい運か悪い運かを知ることが大事なの。怖いカードを引いても、それでいろいろなことが気になるなら、いいことかもしれない。今日は慎重に歩こう、と思っていればけがを防げる確率はあがるでしょ」 ―なるほど 「だから、毎日タロット占いをやってね。ムンロのタロット占いには1万人以上のグチのビッグデータが詰まっているんだから」 ―グチのAI、うまい言い方ですね。頭脳といえば、ムンロ王子は東大卒なんですよね 「なぜ東大を出ておネェのタロット占い師になったのか、でしょ?」 ―そうです。この連載の大きなテーマ。これさえ聞けばあとは… 「嫌だぁ、3回で終わらせるつもり? ちゃんと5回はやりますから。それはそうと、このインタビューを読んだ方は、今すぐムンロ王子の占館(やかた)でオンライン鑑定をやってちょうだいね」 【次回(12月16日)の第3回「東大卒で何故タロット占い師?」に続く】 ★令和初元日のムンロ王子トークショー 元号が令和となって初の元日となる2020年1月1日、ムンロ王子が東京・新宿の京王プラザホテルで「ムンロ王子の新春トークショー」を開催する。タイトルは『開運!タロットで読み解く2020年の過ごし方』。オリンピックイヤーの2020年は「子(ねずみ)年」で十二支の最初の年。まさに種が芽を出すように新しい時代が始まる年だという。その流れに乗って勝ち組になるための開運ヒントをムンロ王子が伝授する。なお、このトークショーは同ホテルの「お正月宿泊プラン」利用者限定となっている。 ■2020年1月1日(水)16:00~16:50 京王プラザホテル『錦』 《お正月宿泊プラン》 12月31日~1月3日(3泊4日) 108,000円~ 1月1日~1月3日(2泊3日) 76,000円~
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「ムンロ王子の占館」タロット占いの不思議な世界/連載第2回