覚醒剤7億円分所持疑い 密売用か、組員逮捕
覚醒剤7億円分所持疑い 密売用か、組員逮捕
大阪府警は9日までに、覚醒剤約11・9キロ(末端価格7億1000万円相当)を営利目的で所持したとして、覚せい剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで、指定暴力団稲川会系組員の工藤正志容疑者(53)を再逮捕した。密売人とみられ、府警は売り上げが暴力団に流れたとみている。 再逮捕は11月19日。容疑は10月16日午前、横浜市南区のトランクルームに置いていた保冷ボックスやスーツケースに、ポリ袋に小分けした覚醒剤約11・9キロを営利目的で所持した疑い。 府警は4月、大阪府で活動していた密売人の男2人を同法違反容疑で逮捕。2人が拠点としていた大阪市のマンション一室から押収した菓子の包装に工藤容疑者の指紋が残されていたことから、工藤容疑者が浮上した。 10月16日にトランクルームから出てきた工藤容疑者を捜査員が職務質問。ポリ袋に入った覚醒剤約100グラムを所持したとして同法違反容疑で現行犯逮捕した。
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