トレエン斎藤、Ｍ－１優勝は「松本さんがいなかったから」

キスの祝福を受ける斎藤（中央）と、うらやましげにみつめるたかし【拡大】 　お笑いコンビ、トレンディエンジェルが９日、東京・新宿区歌舞伎町のＴＯＨＯシネマズ新宿で行われた米映画「フォードｖｓフェラーリ」（ジェームズ・マンゴールド監督、１月１０日公開）の「日本最速ＩＭＡＸ試写会」に元レーシングドライバーの土屋圭市（６３）とともに参加した。　世界中を熱狂させた１９６６年のルマン２４時間耐久レース。歴史を変えた男たちの友情と、不可能に挑戦していく姿を描いた作品で、マット・デイモン（４９）とクリスチャン・ベイル（４５）がＷ主演を務める。　社会人時代に車関係の部署で働いていたというボケ担当の斎藤司（４０）は、車を購入したことはないが大の車好き。「この映画は、ケンカをしながらも戦っていく男の友情がみられる」と作品を大絶賛した。　ＭＣから「映画は不可能に挑み続ける男たちの内容。お二人も不可能に挑み続けてきたが」と聞かれると、「（２０１５年の）Ｍ－１グランプリも不可能と思っていたのに取ったわけですから」と応え、斎藤も「運というかその年だけ審査員に（ダウンタウンの）松本さんがいなかったから」と本音を語り、会場の笑いを誘った。　イベントでは、斎藤と土屋がレーシングゲームで対戦。９９年のルマン総合２位の実績を持つ土屋に競り勝ち、ツッコミ担当の相方たかし（３３）も「“ハゲルマン”（＝はげる男）が勝利！」と大絶叫した。勝者としてトロフィーとレースクイーンから祝福のキスをもらった斎藤だが「妻もいるので無の状態で受けた。何も感じなかった」と笑いを捨て、まじめに興奮を抑制した。　イベント後の会見では、免許を持っていないたかしに「免許を取って隣に女性は乗せたいか？」という質問が飛び、「女優がいいですね。正直、芦田愛菜ちゃん」と本音をポロリ。「年下がいい。浜辺美波ちゃんとか」と理想を掲げた。