覚醒剤600キロ密輸の漁船、出港後に燃料切れ 国際的組織が関与か
覚醒剤600キロ密輸の漁船、出港後に燃料切れ 国際的組織が関与か
熊本県天草市の港で密輸されたとみられる覚醒剤約600キロが押収された事件で、覚醒剤が見つかった漁船は宮崎県から出港し、航行中に燃料切れとなり捕捉されていたことが13日、分かった。覚せい剤取締法違反の疑いで台湾人や宮崎の船舶修理業の男ら計11人が逮捕されており、福岡県警などの合同捜査本部は、国際的な密輸組織が関与したとみて調べる。 捜査関係者によると、船は宮崎県に登録され、海上で受け渡しをする「瀬取り」と呼ばれる手法で覚醒剤を受け取ったとみられる。天草市沖で11日、燃料切れになったところを他の船にえい航され、同市内の魚貫港で摘発された。港には荷受け役はいなかったという。 また、同じ船が11月にも宮崎県から出港していたことも判明。捜査本部は既にこのときには覚醒剤の取引が計画され、瀬取りを図ったが、受け取りに失敗したとみている。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 覚醒剤600キロ密輸の漁船、出港後に燃料切れ 国際的組織が関与か