【写真】斬新!「ブッダのように私は死んだ」のジャケ写
昨秋、スタジオで対面した2人。桑田は、坂本のスタッフTシャツに袖を通して出迎えた。そこから1年、満を持して送り出す一曲に、坂本は「正直今でも夢心地でおりますが、これ以上の幸せはないと、これまでの歌手生活34年は桑田さんに出会うために『ブッダ―』に出会うために歌ってきたのだと確信しております」と、喜びをかみしめた。
悲しくも美しい愛に生き、愛に死にゆく一度きりのふらちな大人の恋の世界を描いた「ブッダ―」は、桑田が坂本を主人公に見立てたフィクションの物語。小説のようであり“歌謡サスペンス劇場”のような一曲だ。「イビツでグロテスクな都市型生活を嘆き、警鐘を鳴らす『坂本冬美』魂の慟哭(どうこく)! 皆様、どうぞお聴きいただければ」と桑田。楽曲は3日放送のTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(後11時)でお披露目される。
坂本は来年がデビュー35周年。「頂いた作品をヒットさせなければ罰が当たります。命がけで歌わせて頂きます」とメモリアルイヤーに向け、張り切っている。報知新聞社