【写真】言葉と裏腹に笑顔は優しい…長州力&孫の2ショット
■何事もなく日々思ったことをつぶやくシンプルさ 144字が心に響く
シニア世代のSNSを見てみると、特に何かを仕掛けたり凝ったりすることなく、淡々と日常を綴っていくものが多い。例えば、シルバーTwitterで話題になった故・内海桂子さんにしても、2010年(当時87歳)からTwitterを始めており、今年の4月までほぼ毎日更新、49万を超えるフォロワーがついていた。そして突然の訃報に、Twitter上でも「毎日のツイート、楽しみであり、励みにさせて頂いてました。謹んでお悔やみ申し上げます」「もっともっと為になるお話しを聞かせて頂きたかったです」と惜しむ声が相次いだのである。
堺正章の盟友・井上順も今年4月よりTwitterを始めた一人だ。きっかけは1月に渋谷区名誉区民の称号をもらったことで、そのお返しとのこと。ほぼ1日に一度、朝の「グッモー」のつぶやきから始まり、自身がずっと暮らしている渋谷の街の良さを発信している。現在、外出もなかなかままならない状況ではあるが、「サンキュー便利マッチ」「カラスだけに“クロウ”した」といった井上らしいユーモア(オヤジギャグ)を交えつつ、毎日更新しているようだ。内海さんと同様、年齢を感じさせない絵文字の駆使や誤字のないことに驚く。Twitterの文字数制限144字いっぱいに書かれ、ご本人の年齢を忘れさせるほど闊達だ。