【写真】昨年綾瀬はるかとコンビを組んだ内村光良
関係者によると、NHKサイドは内村の司会力を高く評価。コロナ禍で行われる今年の紅白は、例年以上に番組内容や企画について綿密な準備がなされており、無観客以外にも、密を生まないために局内外からの中継を増やすなど、例年とは異なるイレギュラーな形で行われる。内村は17年から3年連続で総合司会を務めており、ハプニング対応など経験は豊富。“未知の紅白”をリードする人材として、番組側も内村を信頼し、4年連続の総合司会へ早々にオファーを出していた。
NHKは今年、ウィズコロナプロジェクト「みんなでエール」を展開。7月に放送されたキックオフスペシャル、また8月に生放送された音楽特番「ライブ・エール~今こそ音楽でエールを~」のいずれも、内村が司会を務めた。番組内で内村は、いきものがかりの「YELL」にピアノ演奏で参加。たどたどしい手つきだが力強い音を響かせ、パフォーマンスでも視聴者を勇気づけた。
「みんなでエール」は内村が座長を務める人気コント番組「LIFE! 人生に捧げるコント」(不定期放送)ともコラボレーション。「LIFE!」は特別編として12月末に内村の半生をモチーフにした「夜の連続テレビ小説『うっちゃん』」の放送も控えており、最終話の3話では、中川大志(22)演じる「うっちゃん」が総合司会に初挑戦する舞台裏が描かれる予定。ドラマに紅白と、ウッチャンがさらに年末を盛り上げることになりそうだ。報知新聞社