林遣都のソーシャルディスタンスドラマ　ＦＯＤ見逃し配信決定

　俳優の林遣都（２９）が一人三役の一卵性三つ子を演じたソーシャルディスタンスドラマ「世界は３で出来ている」が、２５日正午からＦＯＤで見逃し配信されることが２３日、決定した。　脚本は、今年３月まで放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「スカーレット」などで知られる水橋文美江さん。監督は、同局「Ｄｒ．コトー診療所」「教場」などの中江功さんが担当し、今月１１日にフジテレビ系で放送された。　物語は、どこにでもいそうな若者３人のアフターコロナ、ウィズコロナの今を切り取ったリアルな内容。３密を避けるため、リモートによる打ち合わせと最小限のスタッフ、唯一の出演者・林で撮影は行われた。　放送後には「こんな時代だからこそ生まれた物語に、それをドラマという形にして見せてくれたすべての人たちに感謝」「林さんのお芝居がとても一人で演じているとは思えない自然さ」など番組ＨＰには視聴者から多くの声が寄せられた。　同局の中江監督は、ＳＮＳでの反響が多かったことについて「普段は怖くてあまりＳＮＳを見たくないが（笑）、試験的な作品でもあり、視聴者の率直なご意見を知る必要があると思い、なるべく多く読ませていただきました」と話し、短期間のリモートで結果、高水準の映像に仕上げてくれた美術、技術、編集らのスタッフに感謝した。　配信、ＤＶＤ化のリクエストの声も聞き、本人はさらに驚き「脚本から産まれて林さんが見事に育てた３兄弟を愛していたので、もう一度３人に逢える機会を与えられたことに感謝したいです」と喜んだ。