覚醒剤取締法違反(所持)の罪などに問われたシンガー・ソングライター、槇原敬之被告(本名・範之、51)の初公判が21日、東京地裁で開かれた。検察側は懲役2年を求刑し、即日結審。判決は8月3日に言い渡される。 3月の保釈時は仙人のような長く伸びた無精ひげが印象的だった槇原被告。この日は髪やひげを短くし、入廷の際にさっそうと歩く姿は別人のよう。身も心もさっぱりと吹っ切れた印象だった。 証言台では、背筋をピンと伸ばして質問にハキハキと大きな声で答えた。検察官が起訴状を読み上げている間は緊張してか、まばたきを何度も繰り返す場面もあったが、精神状態は安定しているのだなと思った。 初公判ではファンに対して「申し訳ない」を繰り返し、違法薬物の入手先だった元所属音楽事務所代表で当時のパートナーだった男性との関係の解消を強調。新たなパートナーの存在も明かし、彼の支援を得て“クスリ断ち”を約束していた。 職業を問われた際には「シンガー・ソングライターです」とキッパリ答えた。音楽活動は継続する意向。今回の事件で感じた思いを楽曲にする可能性もある。早期復帰もあり得るだけに、今後の動向が注目される。(芸能担当・納村悦子)
【記者の目】槇原敬之被告、ひげサッパリ…精神状態は安定か
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