俳優、ディーン・フジオカ(40)、染谷将太(28)、女優、中村アン(32)が10月スタートのTBS系「危険なビーナス」(日曜後9・0)に出演することが9日、分かった。
妻夫木聡(39)主演の同作は、ベストセラー作家、東野圭吾氏の同名小説の実写化。妻夫木演じる獣医師の矢神伯朗が、ヒロインの吉高由里子(32)扮する弟の妻を名乗る謎の美女、矢神楓に翻弄されながら、失踪した弟を追ううち、30億円の遺産の謎に挑むラブサスペンスだ。
ディーンは名家である矢神家の養子で、連れ子として矢神家にやってきた伯朗を昔から見下している若手実業家の勇磨役。事あるごとに主人公を挑発してくるライバルで、伯朗とともに行動する楓に対して強引にアプローチしてくる。
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嫌味なキャラクターで爽やかなイメージをくつがえすディーンは「勇磨は伯朗にとって大きな壁のような存在。とにかくヒールに徹したい。どんな駆け引きが生まれていくのか、注目してください」と早くも“敵対心”をあらわにした。一方、「妻夫木さんとは初共演になりますが、同じ年なので、芝居以外でもいろいろとお話しさせていただけたら」と交流を楽しみにしている。
伯朗の異父弟で矢神家の30億円を相続する権利を持ちながら、突如失踪する矢神明人役の染谷は「物語は明人が失踪したことから始まるので、とにかく僕は謎に包まれた人物として存在できれば」とキーパーソンとして腕をぶしている。
伯朗が院長代理を務める動物病院の看護師・蔭山元美役を演じる中村は「クールな雰囲気ですが、伯朗さんのために“何かしてあげたい”と優しさも秘めている女性。また、お芝居の中で動物と触れあうのは初めてなので、撮影もとても楽しみ」と胸を躍らせた。