米アマゾン・コムは24日、クラウド技術を活用し、テレビやパソコン、スマートフォンで本格的なゲームを楽しめるサービス「ルナ」を発表した。米国で試行する。日本での展開は未定。データセンターで処理するため、据え置き型の専用機は不要だ。
クラウドゲームは、米グーグルが昨年11月に米欧で参入。米マイクロソフトも今月、米欧などで始め、来年前半に日本でも開始する計画だ。巨大ITの相次ぐ参入は、日本のゲーム産業に影響を与えそうだ。
さまざまなゲームを遊べるサービスは当初、月額5・99ドル(約630円)。ソフトはカプコンの人気ゲームのバイオハザードシリーズなど。通信遅延を抑えた専用コントローラーも発売する。
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アマゾン傘下の動画配信サイト「ツイッチ」と連係。「ルナ」のゲーム映像を視聴したり、ゲームを始めたりできる。
アマゾン幹部は24日、オンラインで開いた発表会で「ルナの目標は、誰でも簡単にゲームで遊べるようにすることだ」と述べた。(共同)