韓国メディアによると、韓国政府は事件当時、北朝鮮側の通信を傍受。男性が亡命意思を示したとの内容が含まれていたことなどを根拠としている。
男性の失踪経緯を調べている海洋警察も29日、亡命目的との中間捜査結果を発表。男性がギャンブルなどで約3億3000万ウォン(約3000万円)の借金があったとも明らかにしたが、借金と亡命との関連性は不明とした。
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李さんは、男性が21日に北朝鮮に近い韓国領・延坪島付近で行方不明になった後、22日に北朝鮮側で射殺されるまで「韓国政府は何をしていたのか」と批判。事件について、政府から直接説明も受けていないと主張した。男性とは事件直前にも通話したが、亡命の兆候は全くなかったという。(共同)