JR東は終電繰り上げの理由として、ここ数年の深夜帯の乗客減少に新型コロナウイルス感染拡大が追い打ちを掛けたことや、終電後に実施する線路などの保守作業の時間確保を挙げている。加藤勝信官房長官は21日の記者会見で「今まで終電を利用していた方々には少なからず影響が生じる。丁寧な説明や周知が必要だ」と述べる一方、人手不足や働き方改革の必要性を踏まえたものとして一定の理解を示した。
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今回の発表は、東京都心から郊外方面に向かう列車が対象。主要路線では、渋谷を発車する山手線外回りの池袋行きが現在の午前0時52分から約19分、中央線快速の東京発武蔵小金井行きが午前0時35分から約30分、それぞれ繰り上がる。