タレントでテレビプロデューサーのテリー伊藤(70)が25日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜前9・54)に出演。不倫問題で日本水泳連盟から年内の活動停止処分を科された瀬戸大也(26)について私見を述べた。
「芸能人とスポーツ選手はまたちょっと違うんですよ。いまは全部一緒くたにしていますけど、ちやほやしていたとしてもスポーツ選手は勝てばいいと思っている」
不倫問題について持論を展開したテリーは「芸能人の場合はちやほやされていると見る人がジャッジするでしょ? これは(スポーツ選手と違って)記録じゃない。それが全部が一緒くたになってしまって、いい人じゃなくちゃいけない。これがものすごくしんどいと思う」と気遣い。
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極端に言えば“勝つことが役割”だとし、「そこがすごく大切なところで。今みたいにモラルを押し付けることによって、彼が練習できない環境を作ることが本当にいいのか。彼がこれで勝てばいいですよ。負ければこれをずっと引きずったことになる」と主張。さらに「スポーツ選手に対してこんなに厳しいのって日本と韓国ぐらいかも。かなり日本はシビアすぎる」とも述べた。
瀬戸は9月23日に夫人でない女性とラブホテルに入ったと報じられ、事実と認めて謝罪。不倫の代償は大きく、東京五輪の競泳日本代表主将を辞退。9月末に所属先だったANAとの契約が解除となり、日本オリンピック委員会(JOC)の肖像権事業「シンボルアスリート」からも外れた。
また今月13日、日本水連はオンラインで開いた臨時常務理事会で、瀬戸について「スポーツマンシップに違反した」などとして、年内の活動停止処分を科した。参戦を検討していた10~11月にブダペストで開かれる国際リーグ(ISL)や12月の日本選手権に出場できなくなり、五輪への強化プランは大きく狂うことになったが、瀬戸はコメントを発表して「一からやり直す覚悟で真摯(しんし)に水泳に向き合っていきたいと思います」と誓っていた。