「アラフェス2020」が配信された3日、収録が行われた国立競技場にはファンが思い思いのスタイルで集結。近くのホテルは地方のファンらで満室状態となった。
福岡市の母親(57)と娘(31)の親子は客室でスマートフォンに向かって声援。「カッコいいから松潤が好き」という娘に影響されて母親もファンになり、12年のアラフェスや14年の15周年ハワイライブなどに親子で足を運んだ。
娘は今回の記念Tシャツ姿で「嵐の聖地、国立のそばでライブを見たかった」と力説。母は「嵐の魅力はやっぱりライブ。また5人のパフォーマンスから元気をもらいたい」と願っていた。
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宿泊客はスマホ以外に客室でも鑑賞。そのため、同じタイミングで室内から外に光が漏れる客室が多数あった。
この日の国立周辺は静かだったが、配信前には嵐のトートバッグを持った女性らが記念撮影する姿も。東京都内の女子大学生(21)はタブレットで鑑賞しながら国立を周回。「今年は(コロナ禍で)ファンと一体感を味わえなかったので、ここだと味わえると思って…」と告白した。
近くの広場ではダンスを楽しむ都内在住の26歳OL2人がスマホで鑑賞しながら軽快にステップ。「嵐って本当はバキバキに踊れるのに、技術でファンを圧倒しない。置き去りにしない優しさが好き」と感謝した。
一方、都内のカラオケ店は仲間同士で鑑賞する客でにぎわい、「やっぱり嵐は最高!」などの声があふれた。自宅に“嵐コーナー”を作り、声援を送る人もいた。