17分野は木工や左官、瓦屋根やかやぶき屋根、建具や畳の製作のほか、建物の外観や内装に施す装飾や彩色、漆塗りなど。木や草、土といった自然の素材を活用し、奈良・法隆寺に代表される日本の伝統的な建築文化を支えてきた。
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日光東照宮(栃木)や中尊寺金色堂(岩手)、白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜、富山)などでも、こうした技術が生かされている。
委員会は「熟練の職人が、伝統的な技能の知識を継承する後継者として、弟子たちを育成してきた」と評価する決議を採択した。決議では「近代化に伴いこのプロセスはより困難となっている」として保護の必要性も強調した。