元タカラジェンヌで、NHK連続テレビ小説「おしん」の祖母役で親しまれた女優、大路三千緒(おおじ・みちお、本名神山美知子=かみやま・みちこ)さんが12日午後6時30分、脳梗塞のため兵庫・伊丹市内の病院で亡くなっていたことが18日、分かった。100歳だった。東京都出身。葬儀・告別式は近親者らで行った。喪主はめい、徳永公子さん。
1937年、宝塚音楽歌劇学校(現宝塚音楽学校)に入学。同期生には越路吹雪さん、乙羽信子さん、月丘夢路さんらがおり、花組と雪組で組長を務め、80年に退団した。
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退団後は「おしん」のほか、NHKドラマ「阿修羅のごとく」などでも活躍し、90歳まで歌劇団の後輩を指導。2014年には、歌劇団の発展に貢献した俳優やスタッフらを顕彰する「宝塚歌劇の殿堂」のメンバーにも選ばれた。