大阪の１月死者３４７人　月別で過去最多に

　大阪府は３１日、新型コロナウイルスに２１４人が感染し、７０～９０代の男女１１人が死亡したと発表した。１月に発表された死者数は月別で過去最多の３４７人となった。緊急事態宣言が再発令された１月中旬以降、新規感染者は減少しつつあるが、高齢者への感染拡大で死者数は増加傾向が続いている。
　府内では連日１０人以上の死亡が確認されており、２７日発表分は過去最多の２３人に上った。月別では昨年１１月が７８人、同１２月が２５９人と右肩上がりで増加している。
　３１日発表分の感染者２１４人のうち６０代以上は３５％を占めた。入院中の重症者は前日から６人増えて１８５人、重症者用病床の使用率は７８・４％となった。

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　新規感染者数が最も多かったのは今年１月８日の６５４人。３１日時点では１週間平均で３２４人まで減少している。累計の死者数は９２６人、感染者数は４万３７２２人となった。