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元宝塚歌劇団星組トップスターの女優で日本舞踊家、峰さを理(みね・さをり、本名・安田峰子=やすだ・みねこ)さんが30日に甲状腺未分化がんのため東京都内の病院で亡くなったことが31日、分かった。68歳だった。
峰さんと宝塚の同期で女優、寿ひずる(66)が31日、本紙の取材に応じ、「ひと言ではなかなか言い表せません」と悲痛な思いを語った。
峰さんとは宝塚音楽学校の受験時からの付き合いで同期の女優、高汐巴(68)と3人は入団2年目に演出家、植田紳爾氏(88)に見いだされたといい、「トリオのように売り出していただき、そこから始まった」と振り返った。
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5月と7月には3人でディナーショーを予定していたが、29日に峰さんの関係者から「ディナーショーには出られない」と連絡。翌30日昼に寿がショーを中止する旨を峰さん側に伝えたところ、同午後9時頃に「息を引き取った」との訃報を受けたという。
昨年1月にはともに東京・内幸町のイイノホールでのショーに出演。3月にも一緒に出演予定だったが、「『深川マンボ』を踊りたい。それが一番の願いだったみたいですが、叶わなかったです」と悲しみをこらえて故人の思いを代弁した。