新型コロナ対応の改正特措法、罰則導入で西村担当相「丁寧に運用」　

　西村康稔経済再生担当相は３日夜、新型コロナウイルス対応の改正特別措置法成立を受けて記者団の取材に応じ、私権の制限を伴う罰則の導入に関して「丁寧な運用を肝に銘じる」と語った。施行が１３日の予定であることも明らかにした。
　緊急事態宣言の前段階として新設した「まん延防止等重点措置」が法改正の意義だとし、「施行後は機動的に重点措置を活用しながら感染拡大を抑えたい」と強調した。現在の宣言対象の１１都府県には「解除後に全ての地域で使うかは分からない」と話した。
　改正法の運用方針を早期に示すとも述べ、「都道府県にもしっかりと理解いただく」と説明に注力する考えも示した。

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