元厚生労働大臣で前東京都知事の舛添要一氏(72)が11日、ツイッターを更新。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が辞任する意向を固めたという報道に対し、コメントした。森会長は、スポーツ団体の理事起用を巡る女性蔑視発言が国内外で反発や批判を受け、発言を撤回して謝罪したが、責任を取る形となった。12日の組織委の評議員会、理事会の合同懇談会で表明する見通し。
森会長の辞任報道について、舛添氏は「報道が本当なら、辞任後は、また別の混乱が待っている」と予想。「東京五輪開催はますます遠ざかっていく。政治的思惑でほくそ笑んでいる勢力の喜ぶ姿が目に浮かぶ」と推察し、五輪開幕まで半年を切った時期にトップ不在となる異常事態を重く見ていた。
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