11日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)は、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が辞意を固めたことを速報。女性蔑視とも取れる発言が国内外で批判を受け、責任を取る形となった。12日の組織委の評議員会、理事会の合同懇談会で表明する見通しで、後任は日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏(84)で調整している。
森会長の発言については、現役アスリートからも批判の声は上がっており、2016年リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(26)は10日、音声配信サービスで「非常に残念だし、がっかりした。そういう発言をするような思考回路に行き着くのが、ちょっと信じられない」と断じた。
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番組で萩野のコメントを取り上げると、木曜レギュラーを務める薬丸は「こういう発言をしなければいけない、萩野選手を含めアスリートの方、かわいそうだと思いますね」と同情。「本当はオリンピックに照準を合わせていかなければいけない中、こういう周りのゴタゴタに気を取られて、こういう発言をしなければいけない。オリンピックってアスリートファーストですよね? 『本当にアスリートのことを考えていますか?』とお聞きしたくなる」と苦言を呈した。