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1999年に初演された脚本家・野田秀樹氏作の舞台「パンドラの鐘」が、熊林弘高氏の演出により4月14日から5月4日まで東京芸術劇場シアターイーストで上演される。「パンドラの鐘」は紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞最優秀作品賞、芸術選奨文部大臣賞(演劇部門)などを受賞した名作。「遺跡の発掘」「古代の天皇の殉死」「長崎への原爆投下」などのモチーフを扱い、現代と古代という2つの時間軸を行き来する物語で、野田戯曲らしい言葉遊びや複数のモチーフと時間・空間が交錯し、イメージが乱反射する、極めて独創性あふれる作品として評価されている。
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熊林氏による演出では一人の俳優が現代と古代をまたいだ複数役を演じることで、9人の出演者により上演。出演は門脇麦、金子大地、松尾諭、柾木玲弥、松下優也、緒川たまきら。びわ湖、兵庫、金沢、水戸、名古屋公演も予定されている。