各球団とも練習試合で実戦モードが高まる中、期待のレコ大最優秀新人賞歌手が初対面のつば九郎とマジ勝負に臨んだ。
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背番号「709」(ナオキ)のヤクルトのユニホーム姿で登場した真田は「絶対に勝ちます」と気合十分。東京・明治神宮外苑室内球技場の右打席に立った。
今回はティー打撃でマウンド付近に設置された5枚の垂れ幕に当てる対決。9回勝負で、先攻の真田は鋭いスイングでライナー性の打球を連発するも惜しくも当たらず。一方のつば九郎は右打ちで、太めの腰があまり回転しないスイングが特徴。しかし、ボテボテのゴロなどで3度当て、まさかの勝負強さを発揮した。
その後、真田は「すみません!」と持ち味のダミ声を響かせながら頭を下げて打撃を続行。“泣きの4度目”で的をとらえ、結果的に勝利。新曲のヒットを願う演歌歌謡界のルーキーから“ヒット”のコツを聞かれたつば九郎は、おなじみのフリップ芸で「(昨季)6位のチームが偉そうに言えません」と自虐ネタで笑わせた。
今回は新曲の発売記念企画で、真田が大の燕党であることから実現。少年野球の日本選抜に選ばれるも、けがで野球を断念。バットをマイクに持ち替えた。OBの古田敦也氏(55)らの影響で燕党になり、「監督のノムさんも大好きでした」と昨年2月に死去した本紙専属評論家の野村克也さん(享年84)にも思いをはせる場面も。
ヤクルトには「内川(聖一)選手も入ったので、再び黄金期を迎えてほしい。狙うは日本一です」とエール。注目選手には3年目の中山翔太外野手(24)を挙げ、「内川選手から技術を学んで右の大砲になってほしい」と期待した。
昨年のコロナ禍では「苦しいときでも頑張る選手から勇気をもらった」と感謝し、「私自身は心を込めて新曲を歌い、紅白歌合戦に初出場できるように頑張ります」と恩返しを約束。つば九郎には「ぜひ東京音頭を歌いたい」と伝え、神宮球場での再会を熱望した。