俳優、渡辺大(36)が18日、大阪市内で舞台「魔界転生」(6月2~10日、大阪・新歌舞伎座)の取材会を行った。
10万人を動員した2018年の初演時に続き、上川隆也(55)が主人公の柳生十兵衛役を演じ、死者再生の術「魔界転生」で島原の乱の首謀者、天草四郎(小池徹平)が蘇るところから話は始まる。
意外にも舞台初挑戦の渡辺は次々蘇る剣豪の一人、宮本武蔵役。「映像と違ってやり直しがきかないですから。たくさん準備してとにかく突っ走りたい」と意気込んだ。
武蔵の代名詞・二刀流の稽古は約1カ月前から開始。「決めポーズが意外と決まらない。見せ方が難しいですね。上に下に右に左にドラムをやっている感じに近くて、バラバラなんだけど連動させたい」と意欲を見せる。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
一番の見せ場は松平健(67)が演じる柳生宗矩との一騎打ち。「国宝級の立ち回りのレベルに築浅のアパートの僕が同じ土俵に立たなければいけないと今から覚悟しています」と話した。