お笑いコンビ、ペナルティのヒデ(49)が18日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。中咽頭がんから復帰し、10カ月ぶりの再会を果たした相方、ワッキー(48)への思いを語った。
ワッキーは昨年4月上旬に中咽頭がんが判明。6月から活動休止を発表して2カ月入院し、その後は自宅療養を続けていた。そして、今月14日、コンビのYouTubeチャンネルで復帰を報告。サプライズ復帰にヒデが涙を流し、ワッキーももらい泣く姿が話題となった。
ヒデがワッキーの病を知ったのは発表の1カ月前。普段は連絡を取らない相方からの電話に嫌な予感がしていたというが、「想定をはるかに超えるショッキングな告白だったのでビックリしました」と受け止め切れず。「気の利いたことも一切言ってあげることができないくらい。数分間、2人で無言でしたね。恥ずかしいですけど、すすり泣く音だけでした」と振り返った。
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当初、ワッキーは早期発見と公表していたが、首の2カ所にがんが転移。復帰は「遅くても10月」という予定だったが、どんどん時期が遅くなっていったという。そんななか、ヒデが「相方の帰ってくる場所を守らなきゃ」という思いで始めたのが動画投稿。その一方で、一人での活動が長引くほど「こんなに普通の日常が幸せだったんだな」とワッキーの存在の大きさを感じていたという。
コンビ結成から27年。ヒデは「本当に家族なのかな…。変な感じですよ、コンビって。血がつながっていないのにね。肉親以上に何を考えているか分かって」と胸の内を明かし、「グーっと下がった分ぴょんって上に上がればいいのかな。反動、加速をつけてさらなる高みを目指していきたい」と意欲を見せていた。