北京五輪ボイコットに反対　中国、米国を批判

　中国外務省の汪文斌副報道局長は２６日の記者会見で、米国のサキ大統領報道官が来年の北京冬季五輪への参加を最終決定していないと発言したことに対し「国際社会はボイコットや開催地変更に反対している」と述べて反発した。
　汪氏は「スポーツの政治化は五輪憲章の精神に反し、各国の選手の利益も損なう」と批判。「北京五輪は必ずや、並外れて優れた大会になるだろう」と話した。
　北京五輪を巡っては、中国当局による新疆ウイグル自治区などでの人権抑圧を理由に、米国などでボイコット論が出ている。（共同）

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