ドラッグストアのマツモトキヨシホールディングス(HD)とココカラファインは26日、今年10月の経営統合に伴い発足する持ち株会社の名称を「マツキヨココカラ&カンパニー」にすると発表した。社長にマツキヨHDの松本清雄社長、代表権のある副社長にココカラの塚本厚志社長がそれぞれ就く。子会社となるココカラは9月29日に上場廃止になる予定だ。
売上高は単純合算で1兆円規模と国内最大手になる。インターネット通販との競合などで事業環境は厳しく、経営資源の集約で収益改善を図る。
2026年3月期のグループ売上高1兆5000億円を目標とすることも発表した。美容と健康分野を強化し、海外展開を加速してアジア首位のドラッグストアを目指す。新規出店や企業の合併・買収(M&A)も積極的に実施する。
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マツキヨHDの松本社長はオンラインで開いた記者会見で「3000店舗の規模を生かして、地域や顧客に最も身近なドラッグストアになる」と意気込んだ。